◇パリ五輪第9日 サッカー女子準々決勝 日本―米国(2024年8月3日 フランス競技場)
パリ五輪サッカー女子は3日、準々決勝が行われ、世界ランク7位・日本「なでしこジャパン」は史上最多4度の優勝を誇る同5位・米国と対戦。前半を0―0で終えた。
日本はナイジェリア戦から先発メンバー5人を変更。負傷でベンチ外が続いていたMF藤野あおばがスタメン復帰。ナイジェリア戦から復帰し、華麗なFK弾を決めたDF北川ひかるは2試合連続でスタメン入り。ブラジルとの1次リーグ第2戦、技ありロングシュートで決勝点を決めたMF谷川萌々子はベンチ入りメンバーからも外れた。
試合は圧倒的にボールを支配されるなかでも、大きな決定機を作らせず。攻撃では前半35分、FW田中美南がチーム最初のシュートを放つ場面もあったが相手GKに防がれゴールならず。前半を0―0のまま終えた。
米国との過去の対戦成績は1勝8分け30敗の難敵。唯一の白星は1-0で下した12年3月のアルガルベ杯1次リーグ。五輪では04年アテネ五輪の準々決勝で1-2、08年北京五輪の1次リーグで0-1、準決勝で2-4、12年ロンドン五輪の決勝で1-2と4戦全敗している。