◇国際親善試合 スタッド・ランス0ー1神戸(2024年8月3日 ノエスタ)
スタッド・ランスの日本代表MF中村敬斗が上々のパフォーマンスを示した。「決めなきゃいけなかった」と反省したが、後半15分にはファーサイドに流れてきたMF伊東純也のクロスを胸トラップして右足ボレー。神戸守備陣に阻まれたが、スタジアムを大いに沸かせた。
持ち味の一つであるカットインシュートに加えて、アジア杯後は縦への仕掛けを強く意識。スタッド・ランスの日本ツアーでは得点が生まれなかったとはいえ、この日は縦へ仕掛けてからカットインするコンビネーションも見せるなど「コンディションは試合ごとに上がってきている」と手応えを口にした。
今季から就任したルカ・エルスネル新監督が目指すのはポゼッションサッカーという。「個人的には結構、好きなサッカー。チーム戦術も少しずつ浸透してきてチャンス数も増えているので良い感じですね」。あす早朝にフランスへ帰国。17日の開幕リール戦へ向けて練度を高めていく。