◇パリ五輪第9日 男子ゴルフ(2024年8月3日 ゴルフナショナル=7174ヤード、パー71)
第3ラウンドが行われ、21年マスターズ覇者の松山英樹(32=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの71で回り、通算11アンダーの4位で最終日を迎える。
2番パー3ではティーショットを左に曲げて、グリーンサイドの池へ。グリーン上では5メートルのパットを沈めるもボギー先行となった。チャンスにつけながらも惜しいパットが続き、前半は2つスコアを落として折り返した。
ここまで2日間ともバーディーを奪っている相性のいい10番ではチップインバーディーを奪取。14番パー5では2オンに成功するも、2メートルのバーディーパットは惜しくもカップに蹴られた。続く15番では8メートルのバーディーパットを沈めて笑顔がはじける場面も見られた。
思うようにスコアは伸びなかったが、首位とは3打差。逆転を十分狙える位置で最終日を迎える。日本男子初のメダル獲得を目指し、勝負の18ホールに臨む。
東京五輪金メダルのザンダー・シャウフェレ(30=米国)、ジョン・ラーム(29=スペイン)が通算14アンダーで首位に立っている。