◇パ・リーグ 西武7―0楽天（2024年8月3日 ベルーナD）
西武の夏男がチームを救った。ドラフト1位左腕の武内が7回5安打無失点で連敗を5で止め、チームトップ7勝目。名前は夏暉で「夏は好き。毎年、夏は調子が上がる感覚がある」と酷暑の中での快投に胸を張った。
序盤から快投。3―0の4回1死一、二塁で阿部を148キロ直球で空振り三振、小深田はカーブで投ゴロで脱した。先頭の出塁を許さず、プロ初黒星を喫した相手にリベンジ。「先頭を打ち取れたことでリズムよく投げられた」とうなずいた。
この日はあと2イニング足りなかったが規定投球回到達も近く、現在の防御率1・55はリーグトップのソフトバンク・モイネロと同率。吠える獅子がデザインされた夏季限定ユニホームでの快投に「気持ち良かった」と笑った。