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橋下徹氏 柔道・斉藤立“すみません”に「言わせてしまうような僕らみたいな外からのプレッシャーの方が」

スポニチアネックス 2024年8月4日 9時3分

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が4日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。パリ五輪の柔道混合団体の決勝で、日本がフランスに大激闘の末に逆転負けし、2大会連続の銀メダルだったことに言及した。

 男子90キロ超級では斉藤立(22=JESグループ)が出場し、2日(日本時間3日)に100キロ超級で金メダルを獲得したフランスの英雄、テディ・リネール(35)と対戦し、ゴールデンスコアまでもつれ込んだが、一本を取られて敗れた。さらに代表戦でも再戦となったが、再び厚い壁に跳ね返された。

 試合後にテレビカメラに向かって「すみませんでした」と頭を下げ、「本戦でも負けてしまって、代表戦でもう1度チャンスをもらえたと思って、挽回するチャンスだと思ったんですけど、同じようにやられてしまって、本当に本当に悔いが残る試合です」と涙ながらに語った。

 橋下氏は「“すみません”という選手の言葉に対して“いや、そんなこと言わなくていいんです”っていう気持ちもあるんだけど、でも選手ご本人が、それだけのものを背負っていた、それで“すみません”って言葉が出てきたということを、僕らは簡単に否定できない」と言い、「僕はやっぱり“すみません”と言わせてしまうような、僕らみたいな外からのプレッシャーの方が、むしろすみませんと思ってしまう」と話した。そして「詩さんの悔し泣きもそうなんだけど、このレベルの人たちはやっぱり勝利至上主義ですよ。僕らは何かあったら勝利至上主義はよくないというコメントを多く言うんだけれども、このレベルはもう勝利至上主義で、負けたらすみません、悔し泣きっていうのは、そういう世界なんだなと思いましたね。凄かったですね、この団体戦」と自身の考えを述べた。

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