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エンゼルス23歳剛腕がMLB今季最速168・5キロでメジャー初セーブ マウンド上でド派手ガッツポーズ

スポニチアネックス 2024年8月4日 14時2分

 ◇インターリーグ エンゼルス5-4メッツ(2024年8月3日 アナハイム)

 エンゼルスのベン・ジョイス投手(23)が3日(日本時間4日)、本拠でのメッツ戦でメジャー全体で今季最速となる104・7マイル(約168・5キロ)を記録した。

 5-4の8回2死から5番手で登板したジョイスは、9回2死、メッツ3番・マルティネスに2ストライクからの3球目、低めに直球を投じ、空振り三振でゲームセット。この試合を締めた1球が104・7マイルを計測した。

 1点差ゲームの最後を締め、メジャー初セーブを挙げた右腕はマウンド上で両拳を握り、ド派手に大喜び。捕手・オハピーとしっかりハグを交わし、笑みが弾けた。

 ジョイスは1メートル96の長身で、ややスリークオーター気味の変則フォームから繰り出される剛速球が武器。22年にテネシー大で105・5マイル(約169・7キロ)をマークして話題を集め、同年ドラフト3巡目(全体89位)でエンゼルスに入団。昨春キャンプでは「翔平は史上最高の選手の一人。彼と同じロッカールームで、彼がどのようにルーティンに取り組んでいるかを見ることができるのは、とてもエキサイティングなことだ。ウエートルームでのトレーニングのやり方も見てみたい」と大谷翔平を間近で見て学びたいと語り、1年目のメジャーデビューにつなげた。

 今季7月12日のマリナーズ戦で104・5マイル(約168・2キロ)を計測し、メジャー全体で今季最速記録だったが、自らの腕で0・2マイル記録を更新した。

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