◇セ・リーグ 巨人4―1ヤクルト(2024年8月4日 東京D)
巨人の菅野智之投手(34)が4日のヤクルト戦(東京D)で今季16度目の先発登板。7回5安打1失点と好投して2020年以来2年ぶり、自身9度目の2桁勝利となる今季10勝目(2敗)をマークした。10勝は床田(広島)と並んでリーグトップ。
前回登板した7月28日のDeNA戦(横浜)では9回を7安打無四球に抑えて3年ぶりの完投&完封勝利。好リードと2年ぶりのマルチ安打で菅野の完封ショーを支えた盟友・小林とは、この日も開幕から16試合連続でのバッテリーとなった。
初回を3者凡退で順調に立ち上がると、その裏、味方打線がヘルナンデス、岡本和の連続四球からチャンスを築き、大城卓の中越え二塁打で2点先制。早めに援護点をもらった菅野は3回まで1四球で無安打投球を続けた。
2―0のまま迎えた5回には2死一塁から岩田に二盗を決められた次の球を西田に右前適時打されて1点失ったが、失点はこれだけ。
2―1で迎えた7回に2死二塁で打席が回ると、代打・長野がコールされて降板となった。
投球内容は7回で打者26人に対して89球を投げ、5安打1失点。4三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は150キロだった。