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岡田圭右 不満噴出した柔道団体ルーレットの代替案を提示「東京フレンドパークみたいにな」

スポニチアネックス 2024年8月4日 19時51分

 お笑いコンビ「ますだおかだ」岡田圭右(55)が4日、「ますだおかだ岡田圭右とアンタッチャブル柴田英嗣のおかしば」(日曜前10・00)に出演し、パリ五輪の柔道混合団体で論議の的となった代表戦決定システムに異論を唱えた。

 3日に行われたフランスとの決勝で、日本は一時3―1とリードしたものの、追いつかれてゴールデンスコア方式の代表戦へ。出場する階級区分はデジタル表示の抽選で決められたが、ここでルーレットが示したのは90キロ超級。フランスは柔道で今大会唯一、金メダルを獲得した英雄リネール、対して日本は五輪初出場の斉藤立(JESグループ)が対戦することになった。

 斉藤はレジェンドを相手に果敢に攻めたものの、一本負け。日本は2大会連続の銀メダルに終わった。開催国フランスが圧倒的有利になったルーレット結果をめぐり、試合後はSNSで不満の声が噴出。「ズルーレット」「リネールーレット」など、公平性に疑問を持つ声が上がっている。

 岡田もその一人で、「これホンマごめんなさい。バッシングしてくれてええわ。さじ加減、あんのんちゃうんか?って思っちゃうのが、(日本を)応援しているから」と、批判覚悟で疑問を口にした。

 岡田が提案するのは、柔道という競技に合わせた、日本らしい抽選方法だった。「やっぱり柔道やったら、的があって、キューっと回して、弓でパン!と射貫いて、刺さったところの階級の代表の人とか。ひも的な(ものを)、すっと引っ張って…日本古来の選び方をやって欲しいな」と提案した。

 それでも、悔しさの収まらない様子の岡田は、さらに語気を強めて訴えた。「正式にスポーツマンシップにのっとって公平に選んでいると分かってます…が!悪いくせや。もうちょっと日本古来の…東京フレンドパークみたいにな」。かつての人気ゲームバラエティー番組「関口宏の東京フレンドパーク」でおなじみ、獲得賞品を決めるダーツのような、不正のできないアナログな決定方法を期待していた。

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