パリ五輪のバドミントン女子ダブルスで世界ランキング4位の志田千陽（27＝再春館製薬所）松山奈未（26＝同）組が3日、3位決定戦で同12位のパーリー・タン、ムラリタラン・ティナア組（マレーシア）と対戦し、2―0で勝って銅メダルを獲得した。同種目の日本勢では12年ロンドン大会銀の藤井瑞希、垣岩令佳組、16年リオデジャネイロ大会金の松友美佐紀、高橋礼華組に続くメダルとなった。
この快挙に、先輩メダリストの藤井瑞希さんが祝福のX投稿。「オリンピック出発寸前に神社でお守りと塩を山ほど買っていた千陽をおいときます。笑 こーゆーとこが可愛いのよ、憎めない子」とつづり、「ほんーと良かったね」と祝福した。
藤井さんが投稿したXには、志田がたくさんのお守りと清めの塩が入ったと思われる袋を持参。藤井さんに向かって恥ずかしそうに袋を開けて披露する姿の写真が掲載されていた。
この投稿に志田も「おかげさまです…笑 毎日応援メッセージ、ありがとうございました」とお礼の返信。フォロワーからは「素敵な試合で泣いたー。その後のギャップが良き」「可愛過ぎる」「貴重な写真」「志田選手って正統派の秋田美人だけど、見かけによらず結構面白い人ですよね」などの声が上がった。
志田は“美人アスリート”として紹介されることもあり、大会中にはXで「志田選手、肌が透き通るような白さだった。。」「志田選手て、色白で綺麗な人やなぁ～」などの声も上がるほど注目度が上昇した選手の一人だった。
志田は秋田出身（青森山田高）の27歳。社会人から松山奈未と本格的にペアを組む。アイドルグループ「乃木坂46」の大ファンで、試合前には曲を聴いて気持ちを高めるのがルーティン。松山とのコンビで世界選手権に21年から3大会連続8強入り。22年全英オープン優勝するなど活躍し、パリ五輪での飛躍も期待されていた。