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野村忠宏氏 阿部一二三に「3連覇、今まで以上に過酷な道のり」とハッパ 「年齢、ケガ、減量きつい…」

スポニチアネックス 2024年8月4日 23時7分

 柔道男子60キロ級で五輪3連覇を果たした野村忠宏氏(49)が4日、フジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後10・00)に生出演。パリ五輪柔道男子66キロ級で連覇を果たした阿部一二三(26、パーク24)と生中継でやりとりする場面があった。

 阿部は決勝でウィリアン・リマ(24=ブラジル)を2分36秒、合わせ技一本で破り連覇を達成。パリのスタジオから生中継に出演し「(野村の記録に)リーチをかけられたので、まずは次のロスで3連覇して野村さんに並びたい」と次回大会に力を込めた。

 東京のスタジオにいた野村氏は「東京五輪で金をとる前から4連覇するって言ってましたから、それだけ思いがあるんでしょう」と阿部の覚悟を感じている様子。「これからロスまでの4年間は年齢重ねるし、ケガも増えるだろうし、減量もきついだろうし、ライバルも誕生して、いろんな変化がある中で3連覇というのは今まで以上に過酷な道のりになると思う。この先4年間、どういう歩みをしていきたいですか?」と阿部に問いかけた。

 大先輩の言葉に耳を傾けた阿部は「正直、今回自分は団体戦もしっかり勝てなかった。完璧に終わってたら、気持ち的にももっときつい4年間になるかなと思った。団体戦で勝ち切れずに悔しい思いして、かつ妹も個人戦で負けて、きょうだい同日優勝できなかった。うれしい気持ちも悔しい気持ちも味わえた。4年間にまた新しい気持ちで頑張れるのかなと。フレッシュな気持ちでできると思う」と、連覇した一方で抱えた悔しい気持ちを糧にすると清々しい表情。番組MCの宮根誠司アナは「すごいなあ」とうなっていた。

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