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高見沢俊彦 音楽活動を反対していた父の机の引き出しの中に入っていたものに「ぐっときましたね」

スポニチアネックス 2024年8月5日 6時31分

「THE ALFEE」の高見沢俊彦(70)が4日に放送された日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)にゲスト出演し、両親との思い出を語った。

 高見沢が音楽と触れ合うきっかけをつくってくれたのは母で、子供の頃にピアノを習わされたこと。「嫌だったんですよ。当時、ピアノを習っているのは女の子ばっかりだったんですよ。からかわれたりするんで」と言いながらも「そこで音楽の基礎ができたのかもしれない」と感謝。「無理やりにでもやってよかったと思うんですけど、母親は逆にギターばかり弾いていたので失敗したなあって言っていました。あんたにピアノなんか習わせるんじゃなかったわってずっと言っていました心配だったんでしょうねえ僕のことが」と語り、「髪を切れ切れってずっと言っていたのがすごく懐かしいというか寂しいって気がしますね」としんみりと語った。

 また、教師をしていて、後に校長にもなった父はずっと音楽活動について賛成してくれなかったというが、ある時に机の引き出しの中にデビュー作のレコードが何枚か入っていたのを見つけ「ちょっとぐっときましたね。ちゃんとやらなきゃいかんなあって」と語った。

 音楽活動をすることで、父から一つだけ出された条件が大学の卒業だった。残念ながら中退してしまったが「還暦の時に学校に貢献したってことで、明治学院大学から3人とも「名誉卒業」という称号をいただいたんですよ。やっと親孝行ができたなあって」とほほ笑んだ。

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