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【フェンシング】太田雄貴氏「王者の戦いだった」と後輩たちを激賞 4年後へ「次の種を」

スポニチアネックス 2024年8月5日 6時49分

 ◇パリ五輪第10日 フェンシング(2024年8月4日 グランパレ)

 最終種目の男子フルーレ団体で、世界ランキング1位の日本は同2位のイタリアを45―36で破り、初の金メダルを獲得した。日本はフェンシング全種目を終え、金2個、銀1個、銅2個の計5個を獲得。メダルランキングでも堂々の1位と、競技発祥国での五輪で大躍進を遂げた。

 会場で後輩たちの躍進を見守ったのが、08年北京五輪男子フルーレ個人で日本勢初のメダルを獲得した、元日本協会会長の太田雄貴氏(38)だ。連日、会場で日本勢のメダルラッシュを見てきた同氏は、フルーレは自身の種目だったこともあってか、「他に3枚(選手)そろっている国はない。そこは際立っていた。チームの厚みが増した完勝。王者の戦いだった」と絶賛してみせた。

 歴史的な快挙に沸く日本フェンシング界だが、4年後のロサンゼルス五輪に向けては追われる立場となる。太田氏も「あえて厳しいことを言えば、今がピークにならないように。いい時間のうちに次の種を仕込んでいくことが大事」と話し、勝ってかぶとの緒を締めることの重要性を説いた。

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