フェンシング男子フルーレ団体が金メダルを獲得した5日（日本時間）、エースの飯村一輝（20）が愛用する抹茶マシンの製造・販売会社「ワールドマッチャ」が「日本を背負って世界の舞台で戦い、結果を出されたのは本当に素晴らしい」と祝福した。
飯村は茶葉の産地としても知られる京都府出身で、抹茶好きを公言。昨年10月にはSNSでメンタルトレーニングを受けている医師から同社の家庭用抹茶マシン「空禅（くうぜん）抹茶」をプレゼントされたと報告。実際に使用する動画も公開し「抹茶好きにはたまらないマシンです」とつづっていた。
実は茶葉に含まれる成分にはアスリートにもうってつけの効果が。同社によると、茶葉のうまみ成分である「テアニン」にはストレスを軽減させる働きがあり、「覚醒作用のあるカフェインとの相互作用で集中力の持続などの効果がある」という。抗酸化作用があるカテキンやビタミンCなども豊富で、免疫力向上も期待でき、体調管理にもピッタリだ。
同社はフランスなど欧州にも抹茶マシンを出荷。「飯村選手の活躍を機にフランスや世界で日本の抹茶が広がってくれれば」と期待。「飯村選手には抹茶大使になってほしい」とリクエストした。（佐藤 昂気）