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玉川徹氏 3冠の岡慎之助・鉄棒「奇跡」の金メダルに「みんなギリギリの挑戦をやっているんだな」

スポニチアネックス 2024年8月6日 16時55分

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が6日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。パリ五輪体操・岡慎之助(20=徳洲会)が男子種目別決勝の鉄棒で金メダルを獲得し、団体総合&個人総合に続いて3冠を達成したことについて言及した。

 丁寧に演技をこなし、着地も完璧に止めたことが勝利につながった。金スコアは14・533点。銀のコロンビア人選手と同点だったが、技の出来栄えを示すEスコアで上回り、表彰台の真ん中に立った。

 金メダルを手にした岡は「奇跡ですね」と笑顔。他の有力選手にミスが相次いだこともあり、「本当に最後、何が起こるか分からないところで、ミスなくやりきれたのが、この金メダルにつながった」と胸を張った。

 前日の演技をリアルタイムで観ていたという玉川氏は、「岡選手、完璧っていうかノーミスだったんですよね。だけど他の選手が次から次に落ちるんですよ。えーっ!と思って。中国の選手も前につんのめる形で着地がうまくいかない。だから全員が想定していた演技をやって、その中で(順位を争う)というよりかは、他の選手がどんどん自滅していったっていうのが見てて思ったんですけど、やっぱりみんなギリギリの挑戦をやっているんだなって。だから、難易度がどんどん上がってるじゃないですか。それで成功するかしないかのギリギリの所で演技しているから、ちょっとでも狂うと落ちちゃうんですよね」と語った。

 同じく出演した長嶋一茂は、岡が難易度の高い演技をノーミスでやり切ったことを称賛し、「玉川さんの“自滅”って言い方もあると思うんだけど、(他選手に)プレッシャーをかける意味でも自滅に導いたのは岡選手なのかなって思いますね」とコメント。

 玉川氏は「“自滅”っていう言葉はちょっと強かったかなって思いますけど、みんなギリギリでやってるんだなと。落ちちゃうっていうのは、見てると“あ~っ、かわいそうだな”となっちゃいますよね」と話した。

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