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長嶋一茂 セーヌ川でのトライアスロン選手の体調不良者続出に「選手たちの健康状態を見ないと」と指摘

スポニチアネックス 2024年8月6日 17時26分

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(58)が6日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。

パリ五輪トライアスロンの最終種目・混合リレーを、ベルギーが選手の体調不良を理由に棄権したことについて言及した。

 セーヌ川の水質が疑問視される中で行われたトライアスロン競技。ベルギーの国内オリンピック委員会は4日、先月31日のトライアスロン女子に出場したクレア・ミシェルが体調を崩したため棄権すると発表。詳しい症状は明かさなかったが「今後の五輪における教訓となることを望む。(運営側は)選手らに不安がないようにしなければいけない」とした。ベルギーの新聞は「ミシェルは大腸菌の感染症」と報道した。

 スイスも、先月31日のトライアスロン男子に出場したアドリアン・ブリフォが「胃腸感染症を患った」として登録選手を変更。個人戦後、ノルウェー選手も体調悪化を訴えるなどセーヌ川で泳いだ“鉄人”たちに体調不良が相次いでいる。

 これについて、長嶋は「東京五輪の時に、マラソンが東京から北海道の札幌に移ったじゃないですか。あれは暑いからっていう理由ですよね。それは、暑さや熱中症から選手を守るために移した。これは良い判断だったと思うんですよ。もちろんみんな東京で走りたかったっていうのはあると思うんです。僕は同じ事だと思うんですよね。やりたいからってここでやっていいのかっていうのとはまた別の話で。それよりも前に、選手たちの健康状態をちゃんと見ないといけないと思いますね」と指摘。

 また、「選手たちって結構追い込んできてるんで、実は免疫力って下がってるんです。つまり、いろんな菌に感染しやすい状態で来るんですよ。そういうところも考えて欲しかったなと思います」と語った。

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