◇セ・リーグ 阪神―ヤクルト(2024年8月6日 神宮)
阪神・佐藤輝明内野手(25)が1―1の3回2死三塁で右越えへ9号2ランを放った。キャリア初の3戦連発だ。
初回1死一、三塁でも先制の左前適時打を放っており、プロ野球記録にあと「2」と迫る8試合連続マルチ安打を記録した。
佐藤輝は初回の適時打について「先制のチャンスで一本出すことができてよかった。まだ始まったばかりなので、ピッチャーを楽に投げさせられるように、全員で次の1点を取りにいきたい」と語っていた。その言葉どおり、貴重な追加点を生む豪快な一発となった。
本塁打により得点したことで、佐藤輝は11試合連続得点とした。これは86年のバース、03年金本知憲に並ぶ2リーグ制後の球団タイ記録。球団記録は38年景浦将の14試合で、プロ野球記録は01年小笠原道大の17試合となっている。