パラグアイ五輪委員会は、パリ五輪に出場していた競泳の代表選手が、大会から抜け出してディズニーランドなどパリ市内の観光に出掛けたとして、大会から追放したことを発表した。
競泳女子100メートルバタフライに出場したルアナ・アロンソ(20)は、7月27日に行われた予選で敗退。その後、チームメートらを応援することなく、選手村を出てディズニーランドへ出掛けたり夜遊びをしていたと地元メディアが報じていた。同委員会は「彼女の存在はチームに不適切な雰囲気を作り出している」とし、アロンソに帰国を命じた。
アロンソは自身のインスタグラムで、「私は競泳から引退します。皆さんのサポートに本当に感謝します」と、今大会を最後に競技生活から引退することを表明していた。
アロンソは6日、インスタのストーリーズを更新。「私はどこからも追い出されたり、追放されたりしたことはないということを明確にしたい。誤った情報を広めるのはやめてください」と反論し、「私は何も言いたくないが、うそに左右されるつもりもない」とも主張した。