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阿部詩「やっと一区切りがついた」 帰国会見で気持ち新た「ロスの舞台で必ずリベンジ」

スポニチアネックス 2024年8月6日 19時20分

 パリ五輪の柔道日本代表選手団が6日、パリから羽田空港着の航空機で帰国し、都内のホテルで会見を行った。女子52キロ級で2回戦で敗れたものの、混合団体で銀メダル獲得に貢献した阿部詩(26、パーク24)は「やっと一区切りがついたなと思いました。すごく悔しいオリンピックでした。ロスの舞台で必ずリベンジしたいと思ってます」と振り返った。

 連覇を狙って臨んだ7月28日の女子52キロ級でまさかの2回戦負けでメダルなしという結果に終わった。敗戦直後、畳に突っ伏し号泣。畳を降りても会場に響き渡るほど泣き叫ぶ詩に、会場から「ウタコール」が送られた。

 無念の敗戦から約4時間後に目を腫らしながらも取材陣に対応し「本当に悔しいという一言と…本当にオリンピックという舞台で勝ち切れなかった私自身が凄く弱いんだなっていう部分…という気持ちです」とはっきりとした言葉で思いを語っていた。

 また気持ちを切り替えて臨んだ混合団体では2回戦のスペイン戦に先鋒で出場し、序盤で技ありを奪われるも、2分15秒に豪快に相手を倒し一本。しかし、判定が技ありに変更となり試合再開。動じなかった詩は、本戦の残り1秒に豪快な背負い投げで2つ目の技ありを奪い合わせ技一本で見事な勝利を飾り、銀メダル獲得に貢献した。

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