パリ五輪の柔道日本代表選手団が6日、パリから羽田空港着の航空機で帰国し、都内のホテルで会見を行った。女子48キロ級で金メダルを獲得し、日本選手団のパリ五輪メダル1号となった角田夏実（つのだ・なつみ、32＝SBC湘南美容クリニック）は「前回の五輪は帰国の様子もテレビで見て悔しい思いをしたけど、今日はこの場に立つことができてメダルを持って帰ることができてうれしく思ってます」と振り返った。
会見終了後には、この日32歳の誕生日を迎えた角田にサプライズでバースデーケーキが登場。角田は「人生で一番最高の誕生日になったかなと思います」と笑顔を浮かべた。
決勝で世界ランク2位のバーサンフー・バブードルジ（24＝モンゴル）と対戦し、伝家の宝刀である巴投げで技ありを奪い金メダルを獲得。混合団体でも決勝のフランス戦で2階級上の57キロ級で銅メダルを獲得したサラレオニー・シシケ相手にスピードで圧倒し、試合開始2分すぎに、伝家の宝刀である巴投げ。ビデオ判定の末、一本勝ちを決めている。