2軍調整中の楽天・田中将大投手(35)が7日、ファームの練習試合・富士大戦で3月20日のイースタン・リーグDeNA戦以来、140日ぶりに実戦のマウンドに上がった。
1回を投げて2安打2失点。最速は146キロ。内容は遊失、四球、左安、中前適時打、中犠飛、左飛、右飛だった。
日米通算200勝まで残り3勝に迫っている田中将は昨年10月に右肘をクリーニング手術したが、春季キャンプは1軍スタート。オープン戦では登板ごとにイニング、球数を増やしていたが、開幕以降は2軍で調整を続けていた。
首脳陣はかねてから「ちょっとオープン戦の時のダメージがあった。ブルペンでボールの質を上げた上で実戦復帰のプランを立てていく」と説明。今江監督も「もちろんチームとして必要な選手。あと3勝で200勝。非常に楽しみだし、期待もしています。焦らせても駄目ですが、でも一日でも早く(1軍に)来てくれることを願っています」と語っていた。