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パリ五輪オープンウオーター、公式練習実施 6日は中止されたセーヌ川の水質が許容範囲内に

スポニチアネックス 2024年8月7日 13時19分

 パリ五輪の組織委員会は7日、セーヌ川の水質が検査で基準値に達したため、同日のオープンウオーターの公式練習を予定どおり実施すると明らかにした。6日に予定されていた同種目の公式練習は水質の問題で中止となっていた。セーヌ川での練習中止はトライアスロンを含めて5回目で、トライアスロン男子のレースも一日延期されていた。

 7日午前4時(日本時間同11時)から開かれた水質に関する協議にはワールドスイミング(世界水連)、大会組織委員会は、検査を実施する関係者が出席。最新の検査結果は許容範囲内と結論づけた。

 トライアスロンの1.5キロよりも長い10キロで争われるオープンウオーターは8日に女子、9日に男子が予定されている。

 生活排水が流れ込むセーヌ川では1923年から遊泳が禁止となっていたが、パリ市は五輪へ向けて約14億ユーロ(約2200億円)を投入して水質改善に取り組んだ。しかし、水質検査の基準が満たされたとして実施されたトライアスロンではレース後、各国選手に体調不良者が続出。5日の混合リレーでは、女子選手がレースで体調を崩したとしてベルギーが棄権していた。

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