俳優の中川大輔（26）が、舞台「きたやじ オン・ザ・ロード～いざ、出立！！篇～」（東京・日本青年館ホール、来年3月）で主演を務める。
演劇界の先人たちの足跡に敬意を払いながら未来のエンターテインメントを作ることを目的とした“浅まる企画”の第1弾。上演される作品は、過去に映画、歌舞伎、ドラマなどで何度も制作されてきた通称「弥次喜多」。「東海道中膝栗毛」の物語をベースにした昭和の世話物だ。
主演の喜多八役を務める中川は「もともと勧善懲悪ものの作品が好きだったので、今回のお話をいただき、自分自身がその物語の中に入れることを素直に嬉しく思いました」と出演に感謝した。
また相棒となる弥次郎兵衞役は俳優の牧島輝（29）。すでに2人で「東海道中…」の作者・十返舎一九の墓参りにも行ったという。中川は「牧島くんとは初共演ですが、先日一緒に十返舎一九先生のお墓参りにも行き、食事や会話もできて濃い時間が持てました。開幕までの半年間で、二人の掛け合いや信頼関係をさらに深めていきたい」と意気込み。牧島も「リアルでも中川くんとバディを組んで、まずは一緒に東海道を歩けたらと。舞台のコンビ愛もご期待ください！」と呼びかけた。