◇ナ・リーグ フィリーズ6―2ドジャース(2024年8月6日 ロサンゼルス)
7月末にエンゼルスからフィリーズに移籍したカルロス・エステベス投手(31)が6日(日本時間7日)、ドジャース戦に救援登板。4点リードの9回に4番手として登板し、1回無安打無失点で2試合ぶりの無失点に抑えた。
ナ・リーグ東地区首位を走るフィリーズで守護神を任されたエステベスは9回1死からパヘスに二塁打を許したが、ヘイワード、アウトマンを打ち取って試合を締めくくった。日本のアニメ好きの右腕は最後はお決まりのかめはめ波ポーズも披露した。
エンゼルス時代の6月にドジャースと対戦した際は「9回の最後の打者で翔平を三振に取ったらかめはめ波ポーズをするかも」と予告していたが、アウトマンを打ち取ったため次打者席で控えていた元同僚の大谷との対戦は実現しなかった。
試合後、試合を中継したNHKのインタビューに応じた右腕は「セーブシチュエーションに関係なく勝てたことがよかった。ホッとしている。抑えることができてよかった。二塁打は打たれたけど自分の投球ができた」と満足げにコメント。最後はリクエストに応じてカメラに向かってかめはめ波ポーズを決め、サービス精神旺盛なところを見せていた。