フリーアナウンサー古舘伊知郎（69）が7日、TBS系「ゴゴスマ～GOGO！smile～」（月～金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演し、タレントのフワちゃん（年齢非公表）がお笑いタレントやす子（25）へSNSに不適切な投稿をした問題について自身の意見を語った。
やす子は2日、X（旧ツイッター）に「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆優勝でーす」と投稿。これをフワちゃんが引用し、中傷的な言葉を投稿した。投稿はすぐに削除されたものの、スクリーンショットが拡散されて炎上。フワちゃんは5日深夜に出演予定だったラジオ番組が急きょ休止となり、出演CMは公開中止に。6日にはやす子に直接謝罪した。
古舘はネットニュースを通じ、フワちゃんの投稿の文言を見たといい、「これはないなと思う」と見解を示した。
一方で、「同時にないな、これはいかんなと思うのは、常日ごろからそういうフワちゃんの、敬語を使わない、先輩であってもものすごい勢いでタメ口を聞いていくということを、我々世間もテレビも楽しんでいる」と指摘。「そして売れたということがあると、やっぱり本人も気づいたら自己パロディーをやっちゃって、いつもの自分のノリでこういうことも書いちゃうみたいにね。垣根が非常に低くなっちゃっているのは、心理的にあると思うんです」と分析した。
あらためてフワちゃんの投稿については「かばうわけではないですよ。ひどいと思ってますよ」と批判。その上で、「スポンサーがパパパパと動くのは当然ですけど、その場合、こういう言動をしていて売れている人だというのなら、今回クッと休止にするんじゃなくて、初めからCMに起用しない方がいいと思いますし、もうちょっと常日ごろからどういう言動で楽しまれているのか、消費されているのか、本人も周りも見なきゃいけないんだなと思います」と、自戒を込めた見解を口にした。