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登坂絵莉さん 須崎優衣の不戦勝を解説「減量の多い選手にとっては過酷」自身は1日で1・5キロ減量

スポニチアネックス 2024年8月7日 18時59分

 16年リオ五輪レスリング女子48キロ級金メダリストの登坂絵莉さん(30)が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。パリ五輪で、女子50キロ級の須崎優衣(25=キッツ)が、敗者復活戦に臨むはずだったが、不戦勝扱いで3位決定戦直行となったことについて解説した。

 女子50キロ級1回戦で須崎が負けたインドのビネシュが、決勝戦前に行われた競技2日目の計量で体重超過でまさかの失格。ビネシュが準決勝で負けたグスマン(キューバ)が規定により決勝に進出することが決まり、それぞれビネシュに準々決勝で敗れたオクサナ(ウクライナ)と1回戦で敗れた須崎が、敗者復活戦は不戦勝扱いで3位決定戦直行となった。

 登坂さんは「レスリングは1日目 計量→1回戦から準決勝 2日目 計量→決勝や敗者復活戦 と2日間とも計量します」と説明。「1日目の計量後に食事をして水分を摂ってリカバリーして試合をします。翌日の試合が決まったら試合後に増えた体重を規定の体重まで落とすために、また走ったり練習したりします」と、試合の合間に体重を調整する必要があることを伝えた。

 「選手によって異なりますが私の場合は1日目が終わってから1.5kg前後体重を落としていました」といい「リオオリンピックまで行われていた前日計量に比べて試合当日の体重差がない分フェアではありますが減量の多い選手にとっては過酷です」とつづった。

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