◇セ・リーグ 阪神0―4ヤクルト(2024年8月7日 神宮)
試合開始前から荒れ模様を思わせる天気の中、阪神の守りも荒れに荒れた。2回1死一塁から松本直の打球に、佐藤輝がバウンドを合わせられずにファンブル。1死一、二塁からのサイスニードの送りバントに対して、またしても佐藤輝が一塁に悪送球。連続失策で1死満塁から阪神は致命的な2点を失った。佐藤輝はこれで12球団ワーストの今季16失策。ヤクルト、広島、巨人と続く9連戦が2連敗スタートとなった岡田監督も「(エラーが)痛いの分かるやんか。いつ雨降るか分からん展開で」と準備不足だと強く指摘した。以下は一問一答。
(自ら切り出し)
「何もないやろ」
――これだけの雷では。
「最初から雨の、お前、もう7時になあ、ゲリラなんか予報で分かってるんやから」
――及川は立ち上がり2アウトまでは。
「だからフォアボールはアカンっていうの。もう、やられると思ったよ。なあ。1人で、ホームランでいいねん、ソロで。何で逃げるんやろなあ」
――外、外だったが。
「知らんけど。俺は分からんけど。外でもお前、フォアボールはアカンで。別にどこ投げようといいけど、そんなコントロールがビシバシ決まるピッチャーやないんやから」
――終わったばかりだが次回は。
「分からへんって、そんなん終わったばかりで」
――佐藤輝の失策は。
「そんなもん、もう痛いの分かるやんか。言うまでもないやんか。こんなお前、なあ。いつ雨降るか分からんような展開で」
――打線も攻略する前に。
「2回中断して今日は11時やって言うとったんやけどな、審判にな。メンバー交換の時にな」