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カブス・今永9勝目!自己最多タイ10Kで後半戦初白星「良いスプリットが投げられる状態」

スポニチアネックス 2024年8月8日 1時34分

 ◇インターリーグ カブス7―3ツインズ(2024年8月6日 シカゴ)

 カブスの今永が自己最多に並ぶ10奪三振の力投で、後半戦初白星となる9勝目を挙げた。7回を投げ2安打2失点。「ここ2試合は良いスプリットが投げられる状態になり、空振りが取れている」。決め球の切れと制球を取り戻し、7月10日以来の勝利を喜んだ。

 2試合連続中4日での登板は初めてだったが、初回から打線が援護。鈴木らの長短打で3点を先制。リズムに乗り、3回まで完全投球で5三振を奪った。「失投になるスプリットは共通したリリースの仕方がある。空振りが取れる投げ方を再確認できた」。自信を持って7回を投げ切った。

 メジャーの先発投手は長いイニングを投げることなどが大事で、勝利数は重要視されていない。「米国に来てから勝ち星は気にしなくなった」と言うが、1年目の日本投手では昨季の千賀(メッツ)以来9人目の2桁10勝目に王手をかけた。「勝ち星が積み上がっていれば、気にしていないという言葉に説得力も出る。次の登板で目指したい」と笑った。

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