◇パリ五輪第13日 陸上(2024年8月7日 フランス競技場)
男子3000メートル障害決勝が行われ、現世界記録保持者であり、2021年東京五輪銀メダルのラメチャ・ギルマ(エチオピア)が転倒。頭部を強打する場面があった。
ギルマは残り1周で激しく転倒。膝をハードルに引っかけて頭から倒れ込み、動かなくなった。レースは続行され、スタッフが倒れたギルマ選手の救助に向かった。
英大衆紙「デイリー・メール」によると、現在の容態は不明。レースを棄権した。
ギルマは21年東京五輪で銀メダルを獲得。同種目の世界記録保持者でもあり、今大会でもメダル獲得が有力視されていた。
この種目では日本の三浦龍司(SUBARU)が8分11秒72の8位でフィニッシュし、21年東京五輪7位に続いて2大会連続入賞を果たした。