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「虎に翼」優三手紙全文 再婚後押し?寅子&ネット号泣「聖人…究極の恋文」お守りから時を超え優未発見

スポニチアネックス 2024年8月8日 8時17分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8日、第94話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第94話は、猪爪花江(森田望智)が予想外の新潟訪問。佐田寅子(伊藤沙莉)は大喜びし、佐田優未(竹澤咲子)稲(田中真弓)と4人、楽しい時間が流れる。一方、寅子の性格を知る桜川涼子(桜井ユキ)はお節介と分かりつつも、星航一(岡田将生)にアドバイスし…という展開。

 喫茶ライトハウス。涼子は航一に「寅子ちゃんは昔からお気立てはよろしいけれど、全方位に愛がおありで、恋愛事の機微のようなことには無頓着ですの。ですから、後悔なさらぬように」と助言した。

 花江が新潟を訪れたのは、優未から手紙があり「最近いい人がいるんですって。その方とのことを尻込みしているの、優未のせいにしたらしいじゃない」「少なくとも優未はそう思っていて、私に助けを求めてきたんです」。優未は目を覚まし、佐田優三(仲野太賀)のお守りを持ってくる。中には手紙が入っていた。

 「トラちゃん、もしトラちゃんの元に帰ることができなかったら、そう思って、この手紙をしたためています。僕の望みは前に話したけれど、もう一つだけ望みを増やしてもいいですか。弱音を吐くことができる人、正しくないトラちゃんも好きでいてくれる人を見つけてください。できれば心から恋して、愛する人を見つけてください。でも、見た目とか、甘い言葉をささやく相手に騙されちゃいけない。トラちゃんと優未をスンッとさせる相手はダメ。トラちゃんと優未を縛る相手はダメ。トラちゃんと優未の笑顔を奪う相手はダメ。トラちゃんを心底愛せない相手はダメだ。でも、その人を前にして、胸が高鳴って仕方ないのなら、その人が好きなら、今書いたことも、僕も、すべて忘れてその人の元に飛んでいってほしい。トラちゃん、自分を信じて。そんなトラちゃんを僕は信じる。優未もお母さんを信じて。優未のことを、ずっと見守っているよ。2人のことを、誰よりも、何よりも、一番愛しています」

 寅子は「なんで、いっつもいっつも…」と嗚咽した。

 東京に帰る朝。寅子と花江はお互いに感謝した。

 寅子は高瀬雄三郎(望月歩)と小野知子(堺小春)に「何を言っても、2人の人生の責任は取れません。何を言っても無責任なんだわ。だから、好きにしなさい、私は2人が選んだ決断を、応援します」と告げた。

 SNS上には「朝から号泣。何という愛情深さ」「あまりにも聖人すぎて」「時を超えて伝える想いが深すぎます」「究極のラブレターやん」「声だけで泣かせる優三さん」「朝ドラ史上最強の夫」「自分がいなくなった後に“好きな人を見つけて”までは普通だが、その続きで再婚してはダメな男のタイプがいくつか列挙してあるところに優三の愛情深さを感じた」などの声。視聴者の涙を誘った。

 優三の手紙が寅子の背中を押したのか、引き留めたのか。航一との再婚は果たして。

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