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パーマ大佐「敗れた選手を批判するのではなく」 卓球ファンの思い投稿「1番モヤモヤしているのは選手」

スポニチアネックス 2024年8月8日 16時23分

 卓球通として知られるお笑い芸人・パーマ大佐(30)が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。パリ五輪の卓球男子団体戦準決勝でスウェーデンに2―3で敗れ、3位決定戦に回った日本チームについてコメントした。

 日本は2―0から追い付かれて迎えた第5試合のシングルスで張本智和(智和企画)がフルゲームで惜敗。約3時間半に及ぶ死闘の末に逆転負けし、2大会ぶりの決勝進出を逃した。

 日本時間8日の早朝までXで試合を実況しつつ声援を送っていたパーマ大佐は、敗戦を受けて自身の思いを投稿。「卓球の団体戦は先に2連勝したチームがその後大逆転で負けるというのがしばしば起こります。今回はそれが起こってしまいました。2点取りした選手が両チームともいない、全員が1勝1敗のまさに“大激戦”でした」と熱闘を振り返った。

 第1試合のダブルスで篠塚大登(愛知工大)戸上隼輔(井村屋グループ)が世界6位ペアに勝利し、第2試合のシングルスで張本智がシングルス銀メダリストのモーレゴードを破った。パーマ大佐は「第3試合以降、勝敗が拮抗している選手同士のマッチアップが続きました。アウェーな空気の中実力が拮抗している相手に五輪の舞台で向かってこられるというのは、我々には想像もできないような精神的なダメージがあったと思います」と張本智、篠塚、戸上の無念を思いやる。

 そして「敗れた日本人選手を批判するのではなく、勝利したスウェーデン選手を讃えて頂けると一卓球ファンとして嬉しく思います」とし、3位決定戦、女子チームへの声援を呼び掛けた。

 その後、フォロワーからの声に返信する形で「1番モヤモヤしているのは選手です。何も変わってない事は一切なく、日本男子は進化してきました。東京五輪後引退された2人の代表の穴を埋める為に努力してきた20~22歳の若い選手をまずは讃えるべきかと」と思いをつづっている。

 パーマ大佐はウクレレの弾き語りの歌ネタ芸人として活動しながら、国内外で年間数百試合の試合を観戦。卓球のTリーグ「T.T彩たま」の司会も担当している。

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