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セーリング岡田・吉岡組が銀メダル 現実路線に舵切り表彰台死守

スポニチアネックス 2024年8月8日 19時16分

 ◇パリ五輪第14日 セーリング(2024年8月8日 マルセイユ・アリーナ)

 混合470級で、23年世界選手権優勝の岡田奎樹(28=トヨタ自動車東日本)吉岡美帆(33=ベネッセ)組が、銀メダルを獲得した。

 6日の8レースを終えて3位。表彰台圏内で最終のメダルレースを迎えた。7レースでのペナルティーがあってトップのオーストラリアとの差が開いたため、艇長役のスキッパー岡田は「金は無理。やることをやる」と現実路線に舵を切った。

 1日延期となったメダルレースで、きっちりと任務を遂行。主な競技場が集まるパリから660キロ離れたマルセイユで、歓喜の瞬間を迎えた。

 ▼混合470級 今大会から男女混合種目として実施。全長4メートル70センチの2人乗りのヨットで、海面に設けられた「マーク」と呼ばれるブイを決められた順序で回りながら順位を競う。舵取りや一番大きな帆の操作を行う「スキッパー」と、体全体を使ってヨットのバランスを取る「クルー」に役割が分かれる。

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