◇セ・リーグ ヤクルト―阪神(2024年8月8日 神宮)
ヤクルト先発・吉村にとっては悔やみきれない2つの四球だった。
ここ5試合で白星から遠ざかり「勝ちにこだわりたい」と臨んだマウンド。4回に先頭・森下に同点ソロを被弾し、続く佐藤輝にストレートの四球を与えた。
ソロによる1点でとどめたかった場面。この四球から好機を広げられ、前川に勝ち越しの左前打を許した。
4回には1死から投手のビーズリーに四球。上位に回り、1死満塁から森下、佐藤輝、大山に3連続適時打を浴びた。ここで降板。4回1/3を8安打6失点と無念のマウンドとなり、6月21日巨人戦以来の白星は手にできなかった。