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金村義明氏 甲子園での選手宣誓を絶賛「あの言葉が全て」 7回制導入は「論外。9回があってこそ…」

スポニチアネックス 2024年8月8日 21時57分

 元プロ野球の金村義明氏(60)が8日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演し、高校野球について私見を語った。

 番組では第106回全国高校野球選手権大会の開会式で、智弁和歌山(和歌山)の辻旭陽(あさひ)主将(3年)の選手宣誓が反響を呼んでいることを取り上げた。

 今夏の大会から暑さ対策のため午前、午後の部に分けて試合を行う2部制が導入され、7イニング制の導入も検討されている甲子園大会。また、暑さ対策のためにドーム球場での開催を提案する世論もある中、宣誓では「僕たちには夢があります。この先の100年も、ここ甲子園球場が聖地であり続けること」と甲子園開催を持続する願いが込められた。

 これについて金村氏は「毎年のように選手宣誓は感動させられるんですよ。毎年すごいなと見てますけど今年1番凄かったですね。まさに智弁のキャプテンの宣誓の言葉が全てだと思います。あれを暗記すること自体もすごい。凄いの一言ですよ」と絶賛。

 そして「京セラでやったらどうとか(議論が)出てきてるけどまさにこの意見がこの通り。甲子園は高校球児にとって聖地なんですよ。それと7回制なんていうのはもう論外ですよ。そんな短縮したらまた5回制にしようとかも言い出しますよ?あの9回があってこそ逆転のドラマを生んだり筋書きのないドラマが出てくるわけですから」と7回制導入にも触れた。

 それでも「高野連もどんどん進化していってる。給水タイム取ったり、2部制にしたり…どんどん変わってはきている」とさまざまな対策が行われている時代の流れも受け止めつつ、自身の思いを語った。

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