元日本代表のMF本田圭佑（38）が8日、ブータンデビューを果たした。
先月27日に同リーグの強豪パロFCと特別選手契約を締結したと発表。当初は今月13日のAFCチャレンジリーグ出場権をかけたプレーオフ1試合のみの予定だったが、この日のチランとのリーグ戦に急きょ出場。2―1の後半開始からボランチに入り、同20分には得意の左足で強烈なシュートを放った。惜しくもクロスバーに阻まれたが、背番号4を付け攻守に積極的なプレーを見せた。
本田が公式戦のピッチに立つのは、リトアニアのスドゥパでプレーした22年11月以来、実に2年8カ月ぶり。世界初となる通算10カ国でのゴールはお預けとなったが、「ここには勝ちにきた」と語っていた通り、果敢なプレーでチームの2―1勝利に貢献した。
この勝利でチームは今季10勝1分け1敗とし、再び首位に立った。13日の一戦ではさらに状態が上がった本田のプレーが見られそうだ。