パリ五輪のマラソン日本代表選手が8日、オンラインで報道陣の取材に対応した。
男子が10日、女子が11日にレースを迎える。女子は3日後となる本番に向け、一山麻緒(資生堂)、前田穂南(天満屋)、鈴木優花(第一生命グループ)が意気込みを語った。
日本記録保持者の前田は現在の状態について「だいぶ疲労が溜まっていて、今、抜けていっている状態になる」と説明。本番に向けて「しっかりパリのコースを走りきりたい。自分の最大限のパフォーマンスを発揮して最後まで走りきりたい」と抱負を口にした。
起伏のあるコースが特徴な今大会。米国のアルバカーキで行った合宿から意識してきたといい「アップダウンがあるということで、主に起伏を使って距離を走ったりしてきた」という。
東京五輪は33位と不完全燃焼に終わった。3年前の苦い思いを花の都で払拭する。