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女子ケイリン 佐藤水菜は準々決勝敗退「悔しくない。いい経験になった」

スポニチアネックス 2024年8月9日 2時12分

 ◇パリ五輪第14日 自転車トラック(2024年8月8日 サンカンタンアンイブリーヌ・ベロドローム)

 女子ケイリンの準々決勝以降が行われ、日本のエース佐藤水菜(25=日本競輪選手会)は準々決勝で姿を消した。同種目での日本人初のメダル獲得はならなかった。

 序盤は後方でレースを進めた。ペースメーカーが離れた後、加速した他の選手から遅れて最後の1周でスパートを掛けたが、5位でフィニッシュ。準決勝進出の4着以内に入れなかった。

 レース後は「自分の一番壁である、その日の第一レースは難しかった。初日から抱えていた不安が現実に表れてしまった。レース慣れしていない部分をどう克服すればいいのかという課題が見つかったので、いい経験になった」とさばさばとした表情で話した。

 同種目で日本人初のメダル獲得を期待されながらの早期敗退にも「悔しくない。これが自分の実力とよくわかっている。自分の実力をしっかり発揮した上で負けた。やり切れたので後悔はない」と言い切った。

 9日のスプリントに向けて「日本記録を出さないと予選を通過できない。予選で自己ベストを更新して勝ち上がりたい」と切り替えた。

 ◇佐藤 水菜(さとう・みな)1998年(平10)12月7日生まれ、神奈川県茅ケ崎市出身の25歳。中学3年時に本格的にロードバイクに乗り始める。茅ケ崎高卒。17年1月競輪学校合格。18年7月にプロデビュー。1メートル63、59キロ。

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