Infoseek 楽天

【バスケ男子】フランス2大会連続決勝進出!W杯王者ドイツとの激戦制す、試合後にウェンバンヤマは男泣き

スポニチアネックス 2024年8月9日 2時37分

 ◇パリ五輪第14日 男子バスケットボール・準決勝 フランス73ー69ドイツ(2024年8月9日 ベルシー・アリーナ)

 男子バスケットボール準決勝で地元フランス(世界ランク9位)が昨夏W杯王者のドイツ(同3位)と対戦。73ー69と大激戦の試合を制して、2大会連続の決勝進出を決めた。試合後、地元の大歓声に“怪物”ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)は涙を流した。

 1次リーグではドイツに71―85と敗れていたフランス。準決勝ではウェンバンヤマは先発出場したが、準々決勝と同じくNBAで4度の最優秀守備賞に輝いた216センチのルディ・ゴベア(ウルブズ)はベンチスタートとなった。

 第1Qはウェンバンヤマがシュート3本を全て失敗するなど流れに乗れずドイツに18―25とリードを許した。しかし第2Qからゴベアが途中出場。ウェンバンヤマとのツインタワーが並び立つと効果抜群。2人の好守備から流れに乗り、ロースコアの展開ながらドイツに追いつき、前半は33―33で折り返した。

 後半に入ってもシーソーゲームが続く中で、第3Q残り2分55秒からエバン・フォーニエの3Pシュートなど8-1のランで一気に突き放した。

 最終クオーターでもドイツの猛追がありながらもなんとかリードを守り切って、2大会連続決勝進出を決めた。

 大激戦を制してウェンバンヤマが叫ぶと、会場の盛り上がりは最高潮に。するとウェンバンヤマは感極まって涙を流して、声援に応えた。他の選手たちも喜びを分かち合い、フォーニエはユニホームを脱いで喜びを表現した。

この記事の関連ニュース