◇パリ五輪第14日 陸上(2024年8月8日 フランス競技場)
男子110メートル障害決勝が行われ、東京五輪で金メダルを獲得したハンスル・パーチメント(34=ジャマイカ)は13秒39の8位で連覇とはならなかった。
東京五輪で大会スタッフの救いの手により金メダルを獲得できたことが話題となったパーチメントは13秒39の8位でまさかの最下位に沈んだ。予選では3組で13秒43の5位ながらタイム上位で準決勝に駒を進めた。準決勝でも1組で13秒19の3位となり、予選と同じくタイム上位で決勝に進出していた。
東京五輪ではアクシデントを乗り越えて金メダルを獲得した。準決勝に出場するために国立競技場へ向かおうとしたが別のバスに乗車。困っていたところを日本人の大会スタッフのストイコビッチ河島さんが自腹でお金を手渡して会場に送り届けたことで試合に間に合い決勝に進出。決勝で13秒04で金メダルを獲得し、パーチメントが金メダルを持参してお礼する動画がSNSで拡散され話題となった。