陸上のノア・ライルズ（米国）が9日、自身のインスタグラムを更新。パリ五輪の残りの種目には出場しないことを明かした。
8日（日本時間9日）、ライルズは男子200メートル決勝に臨み、19秒70（追い風0・4メートル）で銅メダルを獲得した。しかしその後、米国陸上競技連盟（USATF）が、ライルズが5日に新型コロナウイルスに感染していたと明かした。
投稿では「まず、このオリンピック全体を通じて私を支えてくださったこと、神に感謝します」とした上で「次に、@tebogo_letsile_、@kenny_bednarek、そして素晴らしい200メートル決勝に出場した皆さん、おめでとうございます」と同種目金メダルのレツィレ・テボゴ（ボツワナ）や銀メダルのケニー・ベドナレク（米国）、その他出場者をねぎらった。
「最後に、応援のメッセージを送ってくださった皆さん、ありがとうございます」と感謝した上で「これが私の2024年オリンピックの終わりになると思います」と発表。
「夢見ていたオリンピックとは違いましたが、心には多くの喜びが残りました。皆さんがショーを楽しんでくれたことを願っています」とした上で「では、また」と結んだ。
今大会、ライルズは男子100メートルで金メダル、200メートルで銅メダルを獲得している。