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「虎に翼」急転!寅子&航一“身長差30cmキス”ネット悶絶「キュン回」永遠の愛を誓わぬ2人芝居10分

スポニチアネックス 2024年8月9日 8時17分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は9日、第95話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第95話は、佐田寅子(伊藤沙莉)は自分のことばかりを気遣う佐田優三(仲野太賀)の手紙に涙。そして、雨の夜。列車が止まり、帰りが遅くなった寅子は今の正直な気持ちを星航一(岡田将生)に告げる…という展開。

 雨脚が強く、列車が動かないため、寅子は新潟地方裁判所に足止め。寅子から航一に切り出した。

 寅子「私は、今も優三さんを愛している。これからもずっと愛し続けたい。だから、彼以外に誰かを愛したりしてはダメなんです。航一さんのことは、大切に思っています。でも、きちんと気持ちに線を引きたいんです。突然不躾に申し訳ありません」

 航一「取り返しのつかないことをして照子を失ってから、すべてにフタをして生きてきました。今は余生だと。子どもが巣立てば、あとは寿命が尽きるのを待つだけだと。でも、あなたといると、ついフタが外れてしまう。すべて諦めたはずが、ついあなたのように、人に踏み込んでしまう。驚くことに、そんな自分が嫌いじゃない。それだけで、あなたと出会えてよかった。それだけで十分です。いい歳して、僕らは生真面目が過ぎますが、それすらも悪くないです」

 雨がやむ。廊下に出ると、寅子が足を滑らせる。歩き始めると、航一は派手に転倒。寅子が手を引っ張って起こし、立ち上がった航一は両手を離さない。

 寅子「私にとって、ずっと恋や愛は二の次、三の次でした。優三さんだけを愛していたいのに、そうするって決めたのに、航一さんに、どうしようもなく会いたくなったり、話したくなったり、航一さんに、胸が高鳴ったりしまったりする、この、強烈なこれは、何なんでしょうか?今、色んなことを話したいと思うのは航一さん。ドキドキしてしまうのは航一さん。一緒にいたいのは航一さんで、なんで私の気持ちは、なりたい私と、どんどんかけ離れていってしまうんでしょうか?(と涙)」

 航一「僕は、優三さんの代わりになるつもりはありません。あなたを、照子の代わりにもしない。お互いに、ずっと彼らを愛し続けていい。数カ月後、来年は分からないけれど、今、ドキドキする気持ちを大事にしたって、バチは当たらないんじゃないですか。永遠の愛を誓う必要なんてないんですから。なりたい自分とかけ離れた、不真面目で、だらしがない愛だとしても、僕は、佐田さんと線からはみ出て、フタを外して、溝を埋めたい」

 寅子「永遠を誓わない、だらしがない愛。なるほど、私たちが欲する最適なものかと」

 航一は寅子に近づき、抱き寄せ、かがんで、ぎこちない口づけ。2人は思わず吹き出し、腕を組んで駅に向かった。

 タイトルバック明けの約10分は2人だけの芝居。関係に一線を引いたかと思いきや急転、身長30センチ差(伊藤1メートル52、岡田1メートル82)のキスもインターネット上で反響を呼んだ。

 SNS上には「朝からキュン死」「ぎゃー!身長差が!かわいい!」「今日はハグの日。なるほど」「史上一番下手くそなキスシーン(笑)」「キスに至るまでが微笑ましい。小動物のように動く寅子」「転びながら助け合いながら歩く廊下を人生の隠喩にするの、素敵」「遂にフタを外したキュンな回。トラちゃんの“はて?”じゃない“なるほど”。今日こそは、華大さんと鈴木アナがはしゃぐ朝ドラ受けが見たかったなぁ」などの声が上がった。

 12日から第20週「稼ぎ男に繰り女?」に入る。

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