今秋ドラフト1位候補に挙がる明大の遊撃手・宗山主将は9日、長野県飯田市で行われた独立リーグのBC・信濃とのオープン戦で実戦復帰を果たした。今春のリーグ戦期間中に右手中指を骨折し、第5週の立大戦以降は欠場が続いていた。この日は「3番・遊撃」で出場し、2打数無安打1四球。守備では軽快な動きを披露し「ケガの影響は全くない。一番良い形で終われたらと思います」と秋季リーグ戦を見据えた。(以下は一問一答)
――右手中指の怪我後、初の対外試合。
「個人的な感覚のズレはなかった。プレーに怪我の影響はないと感じた」
――右手中指の骨折は。
「早稲田戦後、空き週のオープン戦で打球が当たってという感じです。少し当たり方が悪くて、折れてるかもなと思った」
――今日の試合のチームとしての成果。
「今日の試合では多くの選手が、強くスイングできていた。ここから、打つボールのセレクト、追い込まれての対応をこれからやっていきたい」
――今日の打撃について、一打席目
「まだ変化球の緩急に対して、まだ自分の体勢を崩されたバッティングになってしまい、もったいなかった。少し我慢できれば、いい打球がいったと思う。(ファウルは)打つポイントが良かった」
――秋季リーグでの目標は。
「目標は秋優勝、神宮大会も優勝して日本一。個人としては最後のシーズンタイトルを摂りたい。一番いい形で終われたらと思ってます。自分の成績が良くなれば自ずとチームの成績も良くなる。首位打者はだったり、打撃3冠、ベストナインをとることで自分の(大学野球の)集大成を見せられたらという気持ちはあります」