◇パリ五輪第14日 男子バスケットボール・準決勝 フランス73ー69ドイツ(2024年8月9日 ベルシー・アリーナ)
男子バスケットボール準決勝で地元フランス(世界ランク9位)が昨夏W杯王者のドイツ(同3位)と対戦。73―69と大激戦の試合を制して、2大会連続の決勝進出を決めた。しかしSNSではフランスを応援する観客の態度に疑問の声が上がった。
前半から接戦の展開が続いていた中で、第2Q残り8分7秒にフランスの“怪物”ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)がシュートを放つが失敗。リバウンド争いでフランスのニコラ・バトゥーム(クリッパーズ)がティップすると、その手がサミングぎみに来季からBリーグでプレーするドイツのヨハネス・ティーマン(群馬)の目に入り倒れてしまった。
プレーは続行されてウェンバンヤマがジャンプシュートを決めると、目を抑えて起き上がらないティーマンを確認した審判が試合を止めた。なかなか起き上がらないティーマンに対して会場では大きなブーイングが起こった。
このプレーについては、インスタントリプレイで確認の上で、ノーファウルで試合が続けられた。
このブーイングにネットでは「倒れてる人にブーイングする精神どうなってんの」「笛はわりと公平な気がするけどあのブーイングはちょっとないな」「怪我人いるのにブーイングするフランス人よ」「マジで何今のブーイング、フランスの客層大丈夫?」と非難のコメントが見られた。