◇第106回全国高校野球選手権大会第3日・1回戦 菰野6-2南陽工(2024年8月9日 甲子園)
阪神の西勇輝投手(33)が母校・菰野(三重)の試合をスタンドで観戦し、春夏通じて甲子園初勝利を見届けた。
京セラドーム大阪での練習後に甲子園へ移動した。後輩の奮闘を見て、「自分たちが出場して以来(の甲子園)ですけど、みんながたくさん打って、いい流れで、守備も良かったし、自分も頑張ろう、頑張りたいという気持ちになった。初心じゃないですけど」と刺激を受けた。
勝利の一因にチームワークを挙げ「すごくチームワークというか…。勝てるんだろうなと見ていましたね。強い風に見えた」と賛辞。次戦に向けて「一個一個丁寧に頑張ってほしい。ピッチャーの栄田君はいっぱい投げたので、しっかり休んでほしい。キャッチャーの栗本君がすごくキャッチャーとして存分に役割を果たしていた。肩でも見せたので、すごく期待をしたい」とエールを送った。