横浜スタジアムで9日に行われたDeNA―ヤクルト戦が地震により一時中断となった。午後7時57分ごろ、神奈川県西部で震度5弱の地震が発生した。気象庁によると震源の深さは約10キロで、地震の規模はマグニチュード(M)5・3と推定される。津波の心配はない。
3―2とDeNAがリードし、7回表のヤクルトの攻撃が始まる前だった。DeNAの選手はそのまま守備位置にとどまったが、審判団が協議の上、完全に揺れが収まるまで待った。
大きな揺れがあった瞬間に球場もどよめきの声があがった。「ただいま地震が発生したため、しばらくお待ちくださいませ」と場内アナウンスもあり、バックスクリーンにも「ただいま地震が発生しました 試合を一時中断しています」との掲示が出された。
揺れは1分30秒ほどで収まり、大きな混乱なく、3分ほど経過したのちに試合が再開された。