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北川ひかるが海外移籍へ INAC神戸退団を発表 「海の向こうから皆さんに吉報を届けられるように」

スポニチアネックス 2024年8月9日 23時7分

 INAC神戸は9日、なでしこジャパンでパリ五輪にも出場したDF北川ひかる(26)が海外移籍への準備のため退団すると発表した。

 北川はクラブを通じ、「このたび、INAC神戸を退団し、海外で挑戦することを決めました」と報告。

 「1年前、海外挑戦も考えていた私に、まだ日本に残る重要性とINAC神戸での展望を伝え、迎え入れてくださった安本社長をはじめ、共に戦ってきた監督・チームメイト・スタッフの皆さんには本当に感謝しています。ありがとうございました」と感謝。

 「1年という短い間でしたが、INAC神戸では今まで見たことのなかった新しい景色をいくつも見ることができました。試合に勝った時はみんなで喜び、苦しい時は『equipo!!』と言いながら乗り越えてきた日々が私にとってかけがえのない時間でした」と振り返った。

 「そして常にチームを支えてくださっているスポンサー各社の皆さま、色々な形で支援していただいている事でサッカーに集中して取り組むことができました。素晴らしい環境を与えてくださったこと、感謝しています。最後にいつも温かい言葉と熱い声援を送ってくださった大切なファン・サポーターの皆さん、皆さんの声援は励みでもあり心の支えでした。皇后杯優勝、とても嬉しかったです!皆さんと喜び合えたことは、この先どんなことも乗り越えていける力となりました。これから更なる成長を目指し、海の向こうから皆さんに吉報を届けられるように努力していきます。本当にありがとうございました!」と結んだ。

 初出場となったパリ五輪では、大会直前に右膝を負傷。それでも1次リーグ最終第3戦のナイジェリア戦では鮮やかなFK弾を決めた。日本は2大会連続の8強敗退を喫し、悔し涙を流したが「世界の相手に通用するようなことを個人として、もっとやっていかなきゃいけないと思った。世界の相手と常にやれる環境に行って、もっと自分を高めたい」とさらなるレベルアップを誓っていた。

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