◇パリ五輪第15日 サッカー男子決勝 スペイン5―3フランス（2024年8月9日 フランス競技場）
パリ五輪サッカー男子は9日に決勝戦が行われ、スペインが開催国フランスとの死闘を延長戦の末に5―3で勝利。92年バルセロナ大会以来、32年ぶり2度目の金メダルを獲得。途中出場のFWセルヒオ・カメージョ(23＝ラージョ・バジェカーノ)が延長戦で2得点の大活躍を見せ、激しい打ち合いを制した。
スペインは3―1とリードし後半を迎えるも、1点を返され迎えた後半アディッショナルタイムにVAR判定からPKを献上。これをFWマテタ（クリスタルパレス）に決められ土壇場で追いつかれた。
“完全アウェー”の雰囲気に押されそうになったが延長前半10分、途中出場のFWカメージョが味方のスルーパスから相手GKを引きつけ絶妙ループで勝ち越しゴール。さらにFWカメージョは延長後半アディッショナルタイムにもGKテナス（パリSG）のスローからダメ押しとなる5点目を決め、歓喜の瞬間が訪れた。
両チーム合わせ8得点という撃ち合いにネットは「なんて試合だ!」「すごい激熱な試合」「いやー面白い決勝だった」「こんな激アツな決勝は久しぶり」と大盛り上がり。中には「間違いなく今大会ベストバスト」「8点も入る決勝なんて初めて見た」「日本とのレベルの差を感じた」などいった声も上がった。