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ド軍指揮官「これが結論」ベッツを右翼で復帰させる理由 ロハスは遊撃、ラックスは二塁で継続起用へ

スポニチアネックス 2024年8月10日 8時55分

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が9日(日本時間10日)、本拠でのパイレーツ戦前に取材対応。左手骨折で離脱していたムーキー・ベッツ内野手(31)を12日(同13日)のブルワーズ戦で先発復帰することを明言した。ポジションは離脱前に守っていた遊撃ではなく、右翼としてプレーすることも明かした。

 ベッツは昨季、右翼手として107試合、二塁手として70試合、遊撃手として16試合プレーしている。ベッツはこの日の試合前にマイナー投手相手にしたライブBPを行い、右翼での守備練習も行った。

 指揮官はベッツを右翼でプレーさせる理由について「昨夜、良い話し合いがあって、ベッツを右翼に戻すことが今のところチームにとって最善だと感じた。将来的にはまた変わる可能性もあるが、彼を右翼に戻し、ロハスに遊撃を任せることがチームにとって最善だと思う。守備位置がどこであろうと、各選手が最も自信を持てるポジションでプレーすることが重要だということに基づいている。もちろん、チームにとって何がベストかも考慮した。今のところ、ベッツが最も自信を持てるのは遊撃よりも右翼。そして、ラックスのプレーを見れば、彼は二塁手を続ける権利を得ている。これが我々の結論」と説明した。

 また「私たちは今ペナントレースの真っ最中で、チームにとって何が最善かを考えるべき。会話としては、双方の意見を交わし合うものだった。それは難しいものではなく、私が彼に押し付けるものでもなかった。彼は最初から“何でもする”と言ってくれたし、私たち全員がその意向に賛同していた」と会話の内容を明かした。

 優勝争いでは、ナ・リーグ西地区地区2位のパドレスが5連勝。首位のド軍に2・5ゲーム差に迫ってきている。ベッツが復帰すれば骨折した6月17日のロイヤルズ戦以来。故障者続出のチームにとっては明るい材料だ。

 デーブ・ロバーツ監督は今月6日の取材対応で、ベッツ復帰後の打順について「ベッツが戻れば2番を打つ。本人にはすでに話した。ムーキーは偉大な打者だが、翔平には1球目から試合を変えられる能力がある」とベッツ復帰後も大谷の1番を継続することを明言した。

 また「(ベッツ離脱前は2番と3番を打っていた)翔平とフレディと左打者を続けるのではなく、左、右、左と並べることもできる」と1~3番をジグザグ打線とするプランを明かしている。

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