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水原一平被告の胴元が罪認める 来年2月量刑言い渡し

スポニチアネックス 2024年8月10日 18時43分

 ドジャースの大谷翔平選手(30)の通訳だった水原一平被告(39)が参加した違法賭博の胴元、マシュー・ボーヤー被告(49)が9日(日本時間10日)、カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷し、違法賭博運営や資金洗浄などの罪を認めた。

 既に連邦地検との間で司法取引に合意しており、量刑言い渡しは来年2月7日(同8日)。米メディアによると、量刑は最高で禁錮18年。地検は司法取引に基づき刑の減軽を申し入れる。

 地検によると、ボーヤー被告はカリフォルニア州で違法なスポーツ賭博を23年10月までの少なくとも5年間にわたって胴元として取り仕切り、同州などに700人以上の顧客を抱えていた。水原被告は2年余りで約1万9000回賭け、約4000万ドル(約58億円)の損失を出した。

 水原被告は、違法賭博で負った借金を返済するために大谷選手の銀行口座から約1659万ドルを盗み、ボーヤー被告側に送ったとする銀行詐欺などの罪を認めており、10月25日(同26日)に量刑が言い渡される。

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