◇セ・リーグ DeNA―ヤクルト(2024年8月10日 横浜)
ヤクルトの高橋奎二投手(27)が先発した10日のDeNA戦で7失点と大炎上し、自己最短となる1回2/3でKOされた。
立ち上がりから制球が不安定で、初回1死一塁から3者連続四死球で早々と先制を許した。なおも1死満塁で続く牧のライナー性の飛球を左翼・サンタナのグラブをはじき、これが2点適時打となった。
2回も立ち直る兆しはなし。先頭・西浦の左前打をきっかけに1死二塁とされると、桑原、梶原、佐野に3連打を浴びて2失点。オースティンは空振り三振に打ち取ったが、続く宮崎を申告敬遠で歩かせたところで交代を命じられた。
2番手・ロドリゲスも牧に左翼線への2点適時打を浴びた。高橋は6安打4四死球で今季ワーストタイの7失点。まさに“独り相撲”で試合の主導権を相手に渡してしまった。