◇パリ五輪第16日 バスケットボール男子・決勝 フランス87ー98米国(2024年8月10日 ベルシー・アリーナ)
男子バスケットボール決勝戦で開催国フランス(世界ランク9位)は米国(同1位)と対戦。“ドリームチーム”米国に敗れて、銀メダルに終わった。
決勝は前回同様に米国との対戦。現代版ドリームチームに第1Qから“新時代の怪物”ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)、ガーション・ヤブセレ(Rマドリード)を中心に得点を重ねて接戦の展開を続けながらも、一度もリードすることは出来ず最終クオーターへ。
ウェンバンヤマが3Pシュートを決めるなど、意地を見せて一時は3点差まで迫ったが再び突き放されて自国開催の決勝の舞台で金メダルの夢は散った。
この試合トップの26得点7リバウンドと奮闘したウェンバンヤマは試合後に悔し涙を流した。
SNSでは「ウェンバンヤマの涙」がトレンド入り。「この涙がウェンビーを強くする」「これはもらい泣きする」「グッときたな…」「プレッシャーの中で戦い続けて感情が抑えられなかったね」などと同調する声が上がった。
その一方で今大会ではフランス戦での微妙な判定が物議となり、この試合でもいくつか微妙な判定があった。第2Q残り3分3秒には米国のバム・アデバヨ(ヒート)がフランスのガーション・ヤブセレ(Rマドリード)の3Pシュートにチェックにいくと反則判定に。リプレイを見ると、アデバヨの接触ないように見える微妙な判定だった。そのため「フランス贔屓」「フランス笛」もトレンド入り。
「あからさまにおかしい笛あったな」「フランス贔屓がかなり強かった」「負けそうになると始まったフランス贔屓」「10点差くらいになったらフランス贔屓で笛が鳴る」など疑問の声が上がった。